モノクロームな思い出を色鮮やかにするDeOldifyを使ってみた
「色づく世界の明日から」的なStable Diffusion WebUIの拡張機能「DeOldify」の動作確認をしてみましたので備忘ログに残します。
目次
インストール前に
動画を使用する場合は、「FFmpeg」をインストールする必要があります。
「FFmpeg」のインストール手順は下記備忘ログを参照してください。
インストール手順
「DeOldify」は下記GitHubのものを使用します。
①「Extensions」タブをクリック
②「install from URL」タブをクリック
③「URL for extension's git repository」に上記URL(https://github.com/SpenserCai/sd-webui-deoldify)を入力
④「Install」ボタンをクリック
⑤「webui-user.bat」の「COMMANDLINE_ARGS」に「--disable-safe-unpickle」を追記 ※これ重要です、忘れるとエラーが出て「DeOldify」が起動しません!
set COMMANDLINE_ARGS= --disable-safe-unpickle
⑥ StableDiffusionを再起動
⑦ タブに「DeOldify」が追加されている
以上でインストール作業は終了です。
モノクロ画像をカラー化
1. 手順
①「Extras」タブをクリック
②「DeOldify」にチェック
③「ここに画像をドロップーまたはークリックしてアップロード」に変換したい画像を設定
④「Generate」をクリック
2. 変換例
3. パラメータ
① Render Factor:色合いを調整
② Artistic:チェックを入れると少し鮮やかに
③ Pre-Decolorization:黄ばんだ写真を使用する際にチェックを入れる
「Render Factor」と「Artistic」の比較
モノクロ動画をカラー化
1. 手順
①「DeOldify」タブをクリック
②「ここに画像をドロップーまたはークリックしてアップロード」に変換したい動画を設定
③「Run」をクリック
※FFmpegをインストールしておく必要があります
2. 変換例
「ダウンロードボタン」をクリックすると変換後の動画がダウンロードできます。
あとがき
モノクロはモノクロで味があるのですが、カラー化することで情報量が増えてより臨場感が増すのはいいですね~
小さい頃の写真を引っ張り出して思い出に浸ろうと思います (^^)/